整体師とは?整体師の仕事、整体師の役割、整体師の資格、すべて教えます!
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整体師に向いている人とは?

「国家資格」を必要としない「整体師」は、極論でいうと「誰でもすぐに整体師です、と名乗れる」ことになります。

しかし民間資格はあるものの、実際の技量や知識、判断力が伴わなくては、「職業として生計を立てていくことはできない」ものです。
ではそんな腕のある「整体師」になれる、向いている人とは、どのような人なのでしょうか?

相手の立場に立って考えられる人

基本的には「整体師」のお仕事は、きちんとコミュニケーションが取れなければ始まりません。
カウンセリングの段階で、いかにその人の状態を手に取るように把握するか、それができなければ、どんなに素晴らしい手技を持っていても「宝の持ち腐れ」になってしまいます。

まずはカウンセリングで「安心感」をもっていただき、今の状態を引き出せるように「しっかりと耳を傾けて話をきく」ことが大切。
そのためには常に「その人の症状を良くすること」を考えて「どのようにすればよくなるか」と相手のことを思いやる気持ちが持てる人であることがポイント。
そのような人は「整体師」に向いているといえますね。

常に情熱をもち向学心旺盛であること

「整体師」というものは、手技のスキルや判断力とともに、柱である「東洋医学」、また「栄養学」であるとか「解剖学」「漢方」などについて当然一通り知識を得ているものです。
しかし現代社会ではさまざまな環境の変化が起こることによって「未病」の状態が引き起こされたり、また新しい医学知識が世に出てくることもしばしば。

このような情報にもしっかりと常にアンテナをはって、さらに学ぼう、知識を得よう、という姿勢の持てる人、そんな人は「整体師」に向いているといえます。
社会情勢や環境の変化、例えば最近では「スマートフォン」が爆発的に普及したことによって、今まで考えられなかったような交通事故が起こったり、また使いすぎで「ストレートネック」「猫背」になる、といった弊害が指摘されたりしています。

こういったことに関しても「整体師」にとっては必要な知識であり、このようなことから派生して整体院でケアしに来る人も増えることも。
現代社会はますます身体の歪みを引き起こす要素が高まる可能性がある時代ですから、どのような情報も常に気にしておける人が向いているんですね。

極端にいうと、誰でも名乗ることができる「整体師」ですが、信頼される「整体師」になれる人は以上のような資質が必要なんですね。