整体師とは?整体師の仕事、整体師の役割、整体師の資格、すべて教えます!
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整体師に資格はあるの?

「整体師」を目指そうと思ったら、どのようなアプローチを行っていけばよいのでしょうか?
一般的には資格があるものの場合、まずその資格を取って、技術を磨く、実践を積み重ねていく、といった感じになるかと思います。
しかし実は「整体師」には「国が定めた資格は存在しない」のです。。

「整体師」には国家資格はない!

さまざまな治療院の場合、例えば整骨院、鍼灸院、などの場合、「柔道整復師」「はり師・きゅう師」などの「国家資格」が存在しますので、勉強し、実践をしてこのような資格を取ればよいのですが、「整体師には国家資格がない」ため、整体師になるアプローチはこのような技術者とは異なります。

しかしだからといって、誰でも何の知識もなく「整体師」を名乗るのもおかしな話ですね。
実は「整体師」には民間資格が存在しますので、「整体師」になるには、「整体のスクール」「整体学校」などに通って、民間資格を取る場合が多いようです。

問題は「資格」ではなく「知識」と「技術」

もちろん「国家資格」が存在している業種については、その資格を取得していることが、よい治療を行なってくれる「目安」「基準」になるはずですが、逆に「整体師」の場合は国家資格が存在しないだけに、技量がある整体師もいれば、あまりよいとはいえない整体師もいる、ともいえます。

技量のある「整体院」には口コミで人が集まってくるので、そういったことをチェックすると、おのずと「腕のある整体院」が分かってくるかもしれません。
実際世界で活躍している有名スポーツ選手が、日本に帰ってくると、必ずある整体師のところに行って体をメンテナンスしてもらっている、という話があります。
これはやはり「資格」がなくとも、この選手にとって必要なメンテナンスをしっかりと行ってくれる技術があるから、なんですね。

このような確固たる技術を身につけるには、経験も積まなくてはなりませんし、「生理学」「解剖学」「臨床医学」など、基礎的な医学の知識も必要ですし、訪れた人の身体の状態をみて「整体の範疇ではない」という場合も即座に判断する「鑑別診断」ができなくてはならないのです。

「整体師」は常にさまざまな知識を得る努力が必要!

「国家資格」が存在しないだけに、そのスキルに大きな差が生じかねない「整体師」。
しかしやはり「その人の身体の不調をケアしたい」という方針のもと、精進を重ねていくことが重要で、常にさまざまな情報にアンテナを張り巡らせておくことがポイントになります。