気になる整体師の収入
「整体師」を志すきっかけはその人によってさまざまではないかと思いますが、やはり「手に職」つけるからには「それなりに稼げる」ということも志すポイントになるのではないでしょうか。
専門的な技術を要する「整体師」とはどのくらいの収入が得られるものなのか、その気になる内訳について、ここでは解説していきます。
学校を卒業したばかり、働きながらの場合は?
「整体師」になるには、大きく分けて2つのパターンがあります。
「整体スクール」「整体学校」などに通って民間資格を得て、「整体院」に就職する場合と、何も知識がない状態で「整体院」にアルバイトから入り、研修を受けながら知識や技術を身につける場合です。
おおよそこの2つのパターンでの当初の収入は似通ったもののようです。
例1
- 施術料金:5000円程度
- 一日平均:4名来院
- 定休日:週一日
- 賃料:100000円
- 諸経費:光熱費 20000円 通信費 10000円 雑費 10000円
5000円×4×25日=500000 円 (利益)
100000+20000+10000+10000=140000 円 (経費)
500000-140000=360000 円 (手取り)
360000×12ヶ月=432000 円 (年収)
例1
- 施術料金:5000円程度
- 一日平均:10名来院
- 定休日:週一日
- 賃料:100000円
- 諸経費:光熱費 20000円 通信費 10000円 雑費 10000円
5000円×10×25日=1250000 円 (利益)
100000+20000+10000+10000=140000 円 (経費)
1250000-140000=1110000 円 (手取り)
1110000×12ヶ月=13320000 円 (年収)
ざっくりですと、このような感じですが、やはり「客商売」ですので、必ず一定の方が来院するとは限らないのがポイント。
またここから「所得税」など税金も考慮しておかなくてはいけません。
開業した場合は、会社でなくとも「個人事業主」として「開業届け」というものを税務署に届け出て、「確定申告」を行ったりしなくてはなりません。
さらに【例B】の場合は「消費税」についても納めることになります。